- Posted at April 30, 2006
上:神戸市地下鉄「旧居留地・大丸前」駅の案内板
下:「浪花町」筋を示す銘板
(いずれも神戸市中央区で)
東から順に、東町→伊藤町→江戸町→京町→浪花町→播磨町→明石町→西町と並んでいるのはどこでしょう? いま流行の「○○検定」が神戸で展開されたら、こんな問題が出題されるに違いない。答えは、神戸市中央区にある旧居留地の町名だ。
こんなありきたりの名前が、どのようにして付いたのか。江戸、浪花、京と日本を代表する都市名と兵庫県の地名を並べたに過ぎないが、ひとつだけ気になるのが伊藤町だ。当時、初代の兵庫県知事に就任した伊藤博文に因んで付けられたようだ。
旧居留地は、新しい神戸市の地下鉄海岸線の駅名にもなっている。「旧居留地・大丸前」。ひらかなで16文字。ローマ字で綴ると23文字にもなる。こんな長い名前をだれがきっちり口にできるだろうか。でも、由緒ある歴史的な名前を採り入れたことは、評価できる。それにしても、有名デパートの名とミックスしたのは、なぜなのか。
旧居留地の建物で店舗を展開するというアイデアを十数年前に持ち出したのが、大丸神戸店の店長だった。これがヒットした。ブティック、レストランなどハイクオリティーの店を重厚な建物の中にというのが、神戸っ子に受けた。
地元の経済評論家は「これからの神戸では旧居留地が売り」と持ち上げ、「人は三宮、元町から旧居留地へ流れる」と予測する。
明石では最近、「たこ検定」なるものが行われ、500人を超す物好きが参加した。検定のようなイベントが好きな神戸も、黙っているはずがない。神戸検定があれば、エキゾチック神戸を形づくった旧居留地の問答が多いはずだ。あらためて旧居留地の勉強をしなければ・・・・・・。
(2006年3月17日)
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